この2年くらい、じわじわとキているのが”黒”ブーム。
北海道富良野では、富良野の冬の大地をイメージして作られたという、イカスミ入りのカマンベールや、東京都阿佐ヶ谷の「阿佐ヶ谷文士カレー」、またウスターソースにイカスミをブレンドした「スーパーカップ 大盛りいかすみ焼そばブラック」(エースコック)や「ペヤング超大盛やきそば ハーフ&ハーフイカスミ」(まるか商事株式会社)が発売されるなど、イカスミを使ったパスタやカレー、ヤキソバなどが続々と増えています。
このイカスミですが、そもそもイカが敵に襲われた際に「自分の身代わり」として吐き出しているのだそう。
美味しそうなにおいのするイカスミを固まりで出すことで、そちらへ敵の気をひきつけるものなんです。
もちろん、人間にとってもイカスミは美味しいもの。
旨みを感じさせるアミノ酸が豊富に含まれている上、粘り気があるため料理と絡みやすく、濃厚な味わいを持たせることができるんです。
食べて美味しいイカスミですが、着色料としても使うことができます。
天然成分でできた添加物づくりをしている、日本葉緑素株式会社では日本で唯一イカスミを着色料として加工し、食品の着色料などに広く使われています。
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